フロアクラフト(リッチダンサーの10) 第11戦


キャロットクラブ出資愛馬第18号は、西園正都厩舎狙いの馬。

超一流の厩舎に対し、血統やラインナップの見劣る預託馬で同等の勝ち数を上げる技術はまさに本物。また、マージービートのように数を使ってくれることも嬉しい。

父はフジキセキでイマイチだが、母はデビュー前には評判の高かったホーカーテンペストを輩出。そのホーカーテンペストはフロアクラフト購入後に4勝目を挙げオープン入り。

そしてフロアクラフトも1勝馬ながら格上挑戦のスイートピーSで2着に入り優駿牝馬(オークス)GTへの優先出走権を確保。これは出資愛馬初の芝のGTへの出走で感動。しかも一生に一度しか出走できないクラシック!!

その優駿牝馬(オークス)GTでは明らかに格下なので17番人気とブービー人気だったが、見事な走りで5着と掲示板を確保。

2戦連続のオープンでの好走で、能力的にはオープンクラスであることは間違いない。いずれは牝馬限定の重賞くらいは勝てそうな気さえする。

そんなこんなで自己条件に戻って500万特別だし楽勝かと期待していた前々走はなんとなんと7着敗退(>_<)。洋芝かオークスの疲れか古馬との力差かわからないが、52キロの斤量で前が残る展開での大敗。うーーん、難しい。

そして仕切り直しの前走は”先週は競馬開催日が大雨で、札幌記念GUでも2分06秒5重馬場もかかるほどのデコボコ馬場。すでに開催10節を過ぎ、傷みまくっている馬場に激しい雨で、馬場コンディションは最悪の状態。ちょうどフロアクラフトがデビュー2戦目で13着と大敗したときがまさにそんな馬場。日曜日の調教でも15−15が出来なかった。最悪のコースに決して得意とは言えない距離と、正直勝てる気はしない。”とレース前に述べていた通りの結果に。

デコボコ馬場は走らないフロアクラフトにはきつすぎる馬場でタイムオーバー。

何着でも良かったが、タイムオーバーによってローズS GUへの出走が不可能になり、秋華賞は事実上断念。

8月28日にノーザンファーム空港牧場へ放牧に出されました。

9月20日にノーザンファームしがらきへ移動しました。

9月26日に栗東トレセンに帰厩しました。


11月3日 京都7R 500万下 芝2000mに出走!!

1着/4番人気。

パドックではかなり雨が降っており馬場が心配されたが、なんとか良馬場。良馬場で軽い芝の中央場所なら話は別。

抜群の動きだった追い切りの良さそのままに、非常に強い内容で圧勝!!5頭もいたディープ産駒や牡馬を一蹴!!

京都はこれで2勝目!!最悪でも来夏の降級の権利をゲット!!いろんな意味で大きな2勝目。

私自身も口取り参加で万歳!!


レース回顧と時計の分析、レース後の松山弘平騎手と西園正都調教師のコメントを掲載。

写真多数付き現地観戦レポート。

私が現地に居るとフロアクラフトはこれで2着、2着、1着、オークス5着、そして今回1着と全て好走。次も行かなければ(笑)。

(2013年11月7日完結)

2013年9月18日立ち上げ

●前走後8月28日にノーザンファーム空港牧場へ放牧に出ました

 GTの大舞台オークスで17番人気と低評価ながら5着となんとなんと掲示板を確保して世代トップの実力を見せた我らが愛馬フロアクラフトですが、秋の大一番・秋華賞GTに向けての始動緒戦だった前々走は500万特別でなんとなんと7着大敗。そして自己条件2戦目となる前走も時計を要するデコボコ馬場を苦にしてさっぱり動けず10着大敗。タイムオーバーを喰らい1か月の出走停止になりました。そのことにより、秋華賞トライアル・ローズS GUへの参戦が絶たれ、秋の大目標だった秋華賞GTへの出走は事実上なくなりました。

 そんなこんなで8月28日にノーザンファーム空港牧場へ放牧に出されました。

 ただ、結果論ですが、先週実施されたローズSも滑る馬場で、オークス2着の実力馬エバーブロッサムが14着、桜花賞の2着馬で、オークスの2番人気馬レッドオーヴァルが13着と実力馬が次々と大敗。スイートピーSでフロアクラフトを僅差で破って優勝したリラコサージュは18着とシンガリ負けでした。フロアクラフトが出ていても3着以内の秋華賞への優先出走権は取れなかったでしょう。

 しっかりと立て直して、自己条件からコツコツとですね。フロアクラフトは能力は間違いありません。ただ、合う条件が狭すぎて難しいですね。中央場所の広いコースで良馬場で走れば、いずれ必ずいいところはあるはずです。

 まずは次に1つ勝って、来夏には降級の権利を生かせるようにしたいですね。

これ以降は2013年9月20日に作成

●9月20日にノーザンファームしがらきへ移動しました

 9月20日に更新されましたクラブ公式HPフロアクラフトの近況報告によりますと我らが愛馬フロアクラフトは9月20日にノーザンファームしがらきへ移動したということです。

 ようやく本州に戻ってきましたねぇ。北海道の洋芝は合いませんでしたが、中央場所の軽い芝ならオークスGT5着やスイートピーSオープン2着のようにもっともっと走れる馬です。楽しみですねぇ。

これ以降は2013年9月27日に作成

●9月26日に栗東トレセンに帰厩しました

 9月26日に更新されましたクラブ公式HPフロアクラフトの近況報告によりますと我らが愛馬フロアクラフトは9月26日に栗東トレセンに帰厩したということです。

 次走がどこになるかなど、帰厩したという情報以外は今はありませんが、洋芝ではない京都や東京などの中央場所では北海道のようなことはないはずです。かつ、良馬場でないと力が出せないなど難しい面はありますが、スイートピーS OP2着やオークスJpnT5着は力がなければできません。またあの時のような走りを見せて欲しいですね。

これ以降は2013年10月17日に作成

●次走は11月3日 京都7Rを予定

 9月26日に帰厩したものの、馬体がなかなかふっくらとして来ずに、追い切りを手控えられていた我らが愛馬フロアクラフトですが、10月17日のクラブ公式HPにて次走予定が発表されました。

 次走は11月3日 京都7R 500万下 芝2000mを予定ということです。10月ですと私は残る土日(19、20、26、27日)は全て仕事で競馬場に行けなかったのですが、11月の2日3日は休日です。この予定通り3日なら京都に応援に行くことが出来ますし、ここで確定して欲しいですね。この日は今のところ、期待の高額愛馬・ジェットブラックがデビュー戦を予定している日です。この2頭で激アツな1日になりそうです。

これ以降は2013年10月30日に作成

●追い切り情報(10月30日更新)

前走前  8月21日 函館ウッドチップ 良馬場 一杯に追う

助手
5F 67.4
4F 53.0
3F 39.5
1F 12.9[9]



10月18日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 58.0
3F 42.2
2F 26.5
1F 12.1


10月23日 栗東坂路 稍重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 54.2
3F 39.0
2F 25.0
1F 12.3


10月30日 栗東坂路 良馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 52.0
3F 37.7
2F 24.2
1F 11.9
 10月18日、終いだけやたら速い時計になっています。特に仕掛けたわけでもないようですが。取りあえず馬体細化で時計も出せない状態でしたから、時計が出せるようになって良かったです。

 10月23日、少し速い時計を出しましたが、一気に動きが良化。この動きなら今回は重い洋芝ではないですし、相当期待できそうですね。
 以下は本日(10月23日)更新されましたクラブ公式HPフロアクラフトの近況報告です。
「だいぶ体も回復してきたので、先週末からジワッと時計を出し始め、今朝は終い重点にある程度きっちりと追い切りました。無理をせず回復に重点を置いてきたのが良かったのでしょう、ラストの反応が良く、終い1ハロンは12秒3です。今朝の馬場を考えると非常にいい時計ですし、内容も文句ありませんね。来週の競馬を予定していますが、これなら上向きの状態でレースに使うことができそうですよ。休み明けですがじっくりと動かしてきて息遣いも悪くありません」(西園師)11月3日の京都競馬(3歳上500万下・芝2000m)に松山騎手で出走を予定しています。
 終い重点ということですが、全体的な時計も馬場状態の割に速く、何よりも終い1ハロン12秒3という時計は優秀です。そして次走の鞍上も本日発表になりましたが、主戦の松山弘平騎手に戻るということで、これも嬉しいですね。勝ち負けを期待します。

 10月30日、いやぁ〜、凄い時計が出ました。全体が52.0秒とまとまっているのに、終いが11秒台!!この日何頭も坂路で追い切られていますが、終い1ハロンが11秒台なのは、フロアクラフト1頭です。
 以下は本日(10月30日)更新されましたクラブ公式HPフロアクラフトの近況報告です。
「今朝は坂路で終い重点に追い切りました。朝一番の馬場状態がいい時間帯だったとはいえ、ラスト1ハロン11秒9というのはなかなか出るものではありません。帰厩当初寂しく見えた馬体も、時間をかけて調整してきて今は回復していますし、カイバ喰いも安定しています。休み明けですし、馬体を戻しつつの調整だったこともありますから強気なことは言えませんが、このクラスなら能力で何とかしてほしいというのも本音です。状態は確実に上がってきていますから、いきなりから好勝負を期待したいところです」(西園師)11月3日の京都競馬(3歳上500万下・芝2000m)に松山騎手で出走を予定しています。
 ということで西園正都先生も大満足の動きでした。これなら馬場が少々悪くてもある程度の力が出せると思います。
 私ほっさんの追い切り評価は「A+」です。滅多に出さない最高評価です。メンバーは強いですが、あっさり勝って欲しいですね。また、この脚力ならダートも良さそうですね。

●気になる出馬想定表(11月3日 京都7R)

出馬想定表 11月3日 京都7R 500万下 芝2000m フルゲート18頭 想定数14頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
アドマイヤディープ 内田博幸 10/19 500万 京都芝2200 14
ウインデスティニー 岩崎翼 10/05 菅名5下 新潟芝2000 12 12 12
ウエスタンディオ 浜中俊  6/30 高山5下 中京芝2000 10
エーシンハクリュー 岩田康誠 10/14 500万 京都芝2000
サンライズタイセイ  7/20 渥美5下 中京芝2000
シゲルオオカミザ 10/12 500万 京都ダ1400 12 12 14 10
ダンツクロノス 和田竜二 10/19 瓢湖5下 新潟芝2200
ディープウエーブ 川田将雅 10/12 500万 京都芝1600
ディープサウス 福永祐一 10/12 500万 京都芝1600 11
ハッピーモーメント バルザローナ 10/19 500万 京都芝2200
ヒシアルコル 10/12 500万 京都芝1600 13 17 10
プラチナテーラー 藤岡康太  9/29 500万 阪神芝1800 10
フロアクラフト 松山弘平  8/25 積丹5下 函館芝2600 10 A+
ミッキータイガー 小牧太 10/14 500万 京都芝2000

表中 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート18頭のところに現在14頭出馬想定されています。

これ以降は2013年11月1日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 11月3日 京都7R 500万下 芝2000m 出走数13頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アドマイヤディープ 内田博幸 10/19 500万 京都芝2200 14
ウエスタンディオ 浜中俊  6/30 高山5下 中京芝2000 10
エーシンハクリュー 岩田康誠 10/14 500万 京都芝2000
サンライズタイセイ 四位洋文  7/20 渥美5下 中京芝2000
シゲルオオカミザ 国分優作 10/12 500万 京都ダ1400 12 12 14 10
ディープウエーブ 川田将雅 10/12 500万 京都芝1600
ディープサウス 福永祐一 10/12 500万 京都芝1600 11
ハッピーモーメント バルザローナ 10/19 500万 京都芝2200
ヒシアルコル 菱田裕二 10/12 500万 京都芝1600 13 17 10
プラチナテーラー 藤岡康太  9/29 500万 阪神芝1800 10
フロアクラフト 松山弘平  8/25 積丹5下 函館芝2600 10 A+
ミッキータイガー 小牧太 10/14 500万 京都芝2000
ヤマニンプードレ ミルコ・デムーロ 10/20 粟島5下 新潟芝1800

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり

●京都芝1800mコース解説

 スタート地点は、メインスタンドの目の前。
 GT秋華賞の際には大勢のファンの歓声が飛び交うので、音や雰囲気に敏感な馬にとっては心配の種。
 スタートして間もなく1コーナーにさしかかるので、内枠の馬が有利に見えるが、外から被されやすいので良し悪しは微妙。先行馬でも揉まれない外枠がいい場合もある。
 全般的にはテンからペースはよどみなく流れ、厳しい流れになりやすい。ペースが上がればマクリ差しも決まる。
 最後の直線距離も内回りは328mと阪神よりも短いが、早めに各馬が仕掛けるため、4コーナーはゴチャつきやすく、不利も受けやすい。
 揉まれない競馬がベストだが、多頭数で外目に位置していると、コーナーリングで外に振られる懸念も。
 ローカル競馬場同様に、好位抜け出しの競馬ができればベスト。
 ペース・展開の読みが重要で、騎手の手腕が問われるコースだ。

有利な枠順 フラット
有利な脚質 先行〜差し
ポイント 4コーナーの位置取り、コース取り
種牡馬ベスト サンデーサイレンスが断トツ、ダンスインザダーク
連対騎手ベスト 武豊、佐藤哲三、四位洋文、安藤勝己、藤田伸二
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 2分04秒4 2分05秒7 2分08秒7
2歳未勝利 2分02秒9 2分02秒2 2分05秒3
2歳オープン 2分02秒7 2分06秒8
3歳新馬 2分05秒2 2分06秒3 2分08秒6
3歳未勝利 2分02秒8 2分03秒3 2分04秒3 2分05秒4
3歳500万 2分02秒5 2分03秒6 2分03秒5 2分05秒6
3歳1000万 2分01秒8 2分03秒1
古馬500万 2分01秒4 2分02秒9 2分02秒8 2分05秒3
古馬1000万 2分01秒0 2分00秒7 2分04秒5
古馬1600万 2分00秒5 2分00秒3
古馬オープン 2分00秒6 2分03秒2

●騎手は主戦の松山弘平騎手 ほっさん評価「B−」

 今回もフロアクラフトの鞍上はフロアクラフトの主戦・松山弘平騎手です。前走は北海道だったということもあり田中勝春騎手でしたが、今回は京都に戻り、主戦の松山弘平騎手の手元に戻されました。良かったです。

 4走前のオークストライアル・スイートピーステークスでは、6番人気と低評価だったフロアクラフトを2着に持って来てオークスへの優先出走権を確保。そしてオークスGTでは17番人気ながら5着と掲示板を確保。申し分ない騎乗でした。まだ松山弘平騎手はGTを勝っておらず、このフロアクラフトが彼の記念すべき初GT制覇の馬になってくれると嬉しいですね。

 若いですが大変技術の高い騎手で、現在全国騎手リーディング堂々の12位です。人馬共にこのコンビで更に成長して行って欲しいですね。私はフロアクラフトはずっと彼の手綱が良いと思います。

 松山弘平騎手はデビュー年から時々驚くくらいの素晴らしい騎乗を見せてくれており、また騎乗馬の質はお世辞にも良いとは言えませんが時々固め勝ちをされるように技術は相当で、その活躍は目立っております。減量の取れた昨年(2012年)で74勝(全国騎手リーディング13位)、今年もここまで54勝で素晴らしい成績です。


 私ほっさん愛馬ではフロアクラフトの他に先月スピカシチーに騎乗していただき12番人気の馬を7着と出走奨励金を確保してくれました。クリンゲルベルガーにも騎乗していただきましたが、8番人気5着と掲示板を確保。出遅れて最後方から素晴らしい脚を引き出し5着まで押し上げていただきました。私との相性も良い騎手だと思います。


 2013年10月31日現在、JRA通算220勝、重賞3勝、GT勝ちはない。勝率6.9パーセント、連対率12.8パーセントだが、昨年(2012年)は74勝、勝率9.3パーセント、連対率15.9パーセント、本年(2013年)はここまで54勝、勝率7.5パーセント、連対率14.1パーセントと生涯成績をやや上回り好調維持。


 松山弘平(まつやま こうへい)は1990年3月1日生まれの23歳。日本中央競馬会(JRA)栗東トレーニングセンター所属する5年目の騎手である。騎手免許は平地競走と障害免許を有するが、今のところ障害戦での騎乗はない。デビューは池添兼雄厩舎、現在はフリー。

 阪神競馬場内にある乗馬センターで乗馬を学び、2006年4月にJRA競馬学校騎手課程第25期生として入学。

 2009年2月に競馬学校を卒業し騎手免許を取得する。目標とする騎手は福永祐一騎手と池添謙一騎手。同期には小野寺祐太、国分恭介、国分優作、丸山元気 各騎手がいる。卒業供覧模擬レースではグランプリペガサスに騎乗し勝利した。

 2009年3月1日、池添兼雄厩舎所属としてデビュー。小倉競馬場第1レースでトミケンプライマリに騎乗し、19歳の誕生日に初勝利。初騎乗・初勝利は内田博幸騎手以来44人目で、競馬学校卒業生では藤岡康太騎手以来8人目。また第9レースではニューロザリオで勝利、デビュー日の2勝は福永祐一騎手以来13年ぶりの記録、競馬学校卒業生では2人目。

 8月2日、小倉記念でアンノルーチェに騎乗し重賞初騎乗(10着)。同年は計36勝を挙げ、JRA賞最多勝利新人騎手と中央競馬関西放送記者クラブ賞を受賞した。

 2010年7月18日にシンガポール、クランジ競馬場で実施された国際見習騎手招待シリーズ・アジアヤングガンズチャレンジ2010に中央競馬代表として名古屋競馬所属の阪野学騎手と共に出場のため遠征。7月16日第8競走Class4一般戦で高岡秀行厩舎所属のMake A Returnに騎乗(12頭立て7着)し、海外競馬初騎乗。アジアヤングガンズチャレンジでは結果9位だった(10人中)。

 8月11日、園田競馬場で条件クラスの交流競走に騎乗すると共に、「修行のため」として岩田康誠騎手を介して当日の平場競走3鞍に騎乗した。関東では松岡正海騎手らJRAの若手騎手が南関東で何度もエキストラ騎乗をしているが、園田競馬場では元兵庫県所属の小牧太、岩田康誠、赤木高太郎 各騎手を除くと初めて。

 2011年2月21日にフリーに転身。

 2012年3月4日、改装された中京競馬場での最初の重賞となった第48回中日新聞杯をスマートギアで制覇した。 さらに、3月25日に中京競馬場で開催された第42回高松宮記念でレジェトウショウに騎乗し、GT初騎乗(10着)。

 また、同年にはデビュー年から乗り続けていたドリームバレンチノで函館スプリントステークスを制し、さらに同馬に騎乗したスプリンターズステークスで3着に入った。 最終的に、2012年はデビューからの3年間の勝利数に迫る74勝を挙げ、関西リーディング7位(全国リーディング13位)に入るなど、松山にとって躍進の年となった。

 2013年5月25日、JRA通算200勝を達成。
 ほっさん愛馬での成績(6戦0勝)

 2010年10月23日 クリンゲルベルガー 500万下        福島芝1200m 5着/8番人気
 2013年 4月 7日 マデイラ       500万下         福島芝1200m 12着/7番人気
 2013年 4月28日 フロアクラフト スイートピーS 3歳オープン 東京芝1800m 2着/6番人気
 2013年 5月19日 フロアクラフト 優駿牝馬(オークス) GT  東京芝2400m 5着/17番人気
 2013年 7月13日 フロアクラフト 湯浜特別 500万下     函館芝1800m  7着/1番人気

 2013年 8月25日 スピカシチー 鳥栖特別 500万下     小倉芝2000m  7着/12番人気


2013年5月19日 東京11R 優駿牝馬(オークス) GTで愛馬フロアクラフトに騎乗する松山弘平騎手。(5着/17番人気)

これ以降は2013年11月2日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「ハッピーモーメントの前走は僅かに届かなかったが、力みが取れて内容は確実に良化。1ハロン短縮でよりレースがしやすくなる今回は負けられぬ。相手は、乗り方ひとつで巻き返し可能なエーシンハクリュー、立て直して良くなったフロアクラフト、距離延長で追走が楽になりそうなディープサウスが有力。」


短評は「伏兵多し」



予想家の印
馬名 長岡利 山田理 西村敬 CPU
アドマイヤデイープ
フロアクラフト △△
サンライズタイセイ
ヤマニンプードレ
ハッピーモーメント
ディープウェーブ △△
ディープサウス △△
ヒシアルコル
エーシンハクリュー △△
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
ハッピーモーメント 3.0
エーシンハクリュー 4.7
アドマイヤディープ 6.2
ディープサウス 7.3
ディープウェーブ 7.9
フロアクラフト 8.1
ミッキータイガー 14.3
ヤマニンプードレ 16.1
サンライズタイセイ 18.8
以下22倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
フロアクラフト 86 82 71 43
ハッピーモーメント 85 85 76 79
エーシンハクリュー 78 60 76 72
アドマイヤディープ 80 80 19 75
ディープサウス 87 72 76 76
ディープウェーブ 79 72 79 77


デイリー馬三郎

本紙の見解

「前走は惜しくもA着に敗れた◎ハッピーモーメントだが、B着以下には決定的な差をつけた。現級上位の力量は明らかで、好位で運べるようになった今なら内回りでも好勝負になる。折り合えれば○エーシンハクリューの一変も。〈浜口〉」

◎ ハッピーモーメント
○ エーシンハクリュー
▲ ディープウェーブ
× デイープサウス
☆ アドマイヤディープ
△ ミッキータイガー
△ プラチナテーラー


フロアクラフトは本紙無印(>_<)


フロアクラフトは全13記者中 ◎(本命)印 2記者、▲(3番手評価) 2記者、☆(5番手評価) 3記者、△(6番手以下評価) 1記者、無印 5記者


紺谷和彦 坂路特注馬(栗東)

京都7R フロアクラフト

前走から間隔はあいたが、今週は“テン良し・中良し・しまい良し”の理想的な追い切りを披露。いいころの活気ある動きと変わらない好内容だった。500万下なら力が違う。

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

フロアクラフト(10着)

 「ノメッているし、全然前に進んでいけなかった。ぬかるんでいるような馬場はこの馬にはまったく合わない。」(田中勝春騎手・競馬ブック)

 「今日のようなボコボコの馬場はかわいそうでしたね。まだ若馬で馬体もしっかりしていないこともあり、踏ん張りが利きませんでした。できればもう少しパンパンに乾いた良馬場で走らせてあげたかったです。道中も徐々に進出しようと思いましたが最後は余力がなくなって下がってしまいましたし、距離も少し長かったのかもしれません。今日の走りがこの馬の能力ではありませんし、秋までにまた成長してくれれば楽しみです。今回はいい馬を依頼していただいたのに結果を出せず申し訳ありませんでした」(田中勝春騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「先週の競馬は思わぬ結果になってしまって申し訳ありませんでした。急かすようなレースをさせたくなかったのであの番組を選びましたが、それ以上に思わぬ大雨で馬場が悪化したことで力を出せないまま終わってしまいました。なんとか秋華賞にと思っていたのですが、タイムオーバーになってしまったこともありますし、悪い馬場を走ったダメージも出てくるでしょうから、放牧に出してしっかりと立て直すことにします」(西園正都調教師・キャロットクラブ公式HP)
 「スタートは五分だったが、後方からジックリと乗られた。ただ、大事に乗られた割に余力が残っていなかった。3歳の牝馬にタフな馬場の長距離は酷だったか。」(競馬ブック)

●各陣営のコメント

フロアクラフト

 「カイ食いが悪くて時間はかかったが、もう立ち直っているし、動きも良かった。」(西園正都調教師・デイリー馬三郎)

 「馬場が悪すぎた前走は度外視るオークス5着馬。今週の攻めは動いたし、緒戦から。」(西園正都調教師・競馬ブック)

●ほっさん予想

 500万クラスという意味では前走クラス上位の好メンバーが揃ったハイレベルなレースです。しかし、フロアクラフトは前走はタイムオーバーと言っても最初から走らないとわかりきっていた傷みまくりのデコボコ不良馬場に雨。しかも2600mは古馬相手にいくらなんでも距離が長すぎました。それでも途中までは良い位置につけていましたし、様々な事案を考慮すると悪い走りではなかったと思います。

 今回は坂路で4F52.0−11.9という凄すぎる時計を計時。能力なしにはこんな時計は出ませんし、状態が良い証拠です。元々、500万特別で2着、オープン特別でも2着、そしてGTのオークスで5着と能力のある馬です。一度だけならフロックかも知れませんが、これだけの実績と能力のある馬がこの追い切り時計の状態なら、私は余裕で勝ち負けと思います。

 フロアクラフトはこんなにクラスで走る馬ではありません。ここをあっとり勝って連勝していきたいですね。あとは午後から60パーセントの雨予報だけが心配です。稍重くらいまでなら走ると思うのですが・・・。

●当日は口取りの権利を持って現地観戦予定

 当日は本来仕事の日でしたが、妻が研修で子どもの面倒を見なければいけないために、かなり早い段階で有給休暇を出しておりましたので、もちろん愛馬が京都競馬場に出てくるのなら行くに決まっています。

 フロアクラフトは北海道での2戦は洋芝やデコボコ馬場が合わずに大敗しましたが、オープンのスイートピーS2着、GTのオークス5着があるように、中央の軽い馬場で良馬場ならかなり走る馬です。追い切りの動きも絶品で、相手は強いですが、勝ち負けできる馬だと確信しております。当然口取りの権利に応募(10/20の確率の抽選で当選!!)して現地観戦いたします。


 また同日5Rには、我が軍団鬼門の期待の高額牡馬ジェットブラックがデビュー戦を迎えます。その馬体や走りが気にならないわけがありません。エスポワールシチー引退後はこのジェットブラックやフロアクラフトが1000万クラス辺りで勝ち負けしてくれないと・・・。

 更にその5Rには我が記念すべきキャロットクラブ第1号愛馬シャンスイの初仔であるルヴァンカー(父ステイゴールドで即満口)もデビューしますし、その走りも注目です。私はルヴァンカーは1口6万円と母の競走成績からして高すぎると思ったので買いませんでしたが、シャンスイが走る馬を出す良き母なら母馬優先権がありますし、次年度からシャンスイっ子の購入を有利に進めていく予定です(笑)。


 どちらも、夜に写真多数付の現地観戦レポートをアップする予定ですが、次の4日はエスポワールシチーのJBCスプリントの応援に金沢競馬場に日帰り弾丸ツアーを敢行する予定で、朝が早い為、どこまでできるかわかりません。いつものように期待せずお待ちください。いい結果をご報告出来ると良いですね。

これ以降は2013年11月6日に作成

●パドック

 当日は1日雨予報でしたが、愛馬ジェットブラックとフロアクラフトの応援に京都競馬場に行ってきました。どちらも10/20という確率の口取りにラッキーにも当選。スーツを着ての応援となりました。

 写真は全て撮影順です。パドックでは特に雨が降っており、その中での撮影でした。


オークス以来現地で見るフロアクラフト。ずっと助手さん(厩務員さん?)に甘えていました



馬体は仕上がっていましたねぇ。そりや、坂路であれだけの猛時計を出しているのですから。



フロアクラフトは前走プラス10キロ。レース後の口取り式での西園正都先生の言葉によると「成長分」だそうです。現時点で単勝6.5倍の3番人気。最終的に9.2倍になりました。良馬場とはいえ、きつくなってきた雨が嫌われたのでしょうね。現地に居た私も「これだけ降ったら苦手の稍重になりそうだ」と思っていました。逆にオッズが高くなったので、馬券的に美味しい思いをさせていただいたわけですが(笑)。



さんぺ〜さんご推奨?のヒシアルコル。鞍上はヒッシーで”ヒシ”繋がり(爆)。



ずっと甘えたりそわそわして落ち着きがなかったですね。



ほぼクビは左に曲げていました。



時々煩い面も見られ、余計に体力を消耗しそうでハラハラしました。ただ、涼しい気温もあり、発汗はありませんでした。



強い馬は目でわかるという方がいらっしゃいますが、いい目をしています。



とまーれーの直後。



西園正都先生登場(馬の向こう側)。きちんと周囲全部を見ておられました。



西園正都厩舎はこの日はこの1鞍だけだったんですよね。



かなりの雨にもかかわらず、まだ入念に検査をしている西園正都調教師(向こう側)。



やっと馬が動いたので西園先生を撮ることが出来ました(笑)。

松山弘平騎手は1つ前のレースで騎乗していたので、パドックには来ませんでした。

●本馬場入場


本馬場入場は間に合わず、スタート時点の輪乗り中の写真です。



笑顔が見られ人馬共に非常に良い状態であることがわかります。こりゃ買い気配ですぞ。

これ以降は2013年11月7日に作成

●レース 


先行馬にとって絶好枠の2番からのスタートですが、逆に出遅れは致命傷になります。フロアクラフトは最高のスタートを切ります。ゲートを出て軽く仕掛けられるとグンと加速してアッという間に先頭に。このゲートの速さは大きな武器ですからね。松山弘平くんもスタートが上手いですよね。



内から3番のウエスタンディオ、外から10番のプラチナテーラーと13番のシゲルオオカミザがハナを主張します。



結局浜中俊騎手騎乗のウエスタンディオがハナへ。フロアクラフトは馬なりで4番手の最内の絶好位をキープします。



フロアクラフトは前に馬を置いた方が良いんですよね。向正面では1番人気のハッピーモーメントが掛かり気味に一気に先頭に躍り出ます。



そしてこの後、2頭が後続を7、8馬身程度離します。



フロアクラフトは楽な手応えで4コーナーを外から先頭に立ちます。早い気もしますが、何せ手応えが十分過ぎるほど残っていましたし、雨で下も多少滑りやすくなっていると感じていましたから、早めの先頭は正解でしょう。私はあまりの手応えの良さに、この辺りで”勝った”と周囲に言いました。



持ったまま楽に上がって行きましたからねぇ。



直線で抜け出したところ。最後は後ろからヤマニンプードレの強襲を受けますが、凌いで優勝!!



着差は僅かにクビ差でしたが、強い内容でした。この湿った馬場でこの走りが出来たことも大きいですね。

●本年ほっさん軍団5勝目!!そして6度目の口取り達成!!

 本年度年間10勝を掲げるものの、10月終了現在まで4勝と歯がゆい状態が続く我がほっさん軍団ですが、今回のフロアクラフトの優勝で5勝目をゲットです。翌日愛馬エスポワールシチーがJBCスプリントを勝ってくれましたので、それが6勝目。あと2か月を切りましたが、まだまだ年間10勝の目標を諦めたわけではありません。このフロアクラフトも1000万クラスは勝てると思っています。年内にもう1勝してくれませんかねぇ。ただ、馬場状態に大きく左右されますので、馬場が悪いと”次行ってみよ〜”になっちゃいますから、これから先も北海道のように”捨てレース”が何度かあると思います。凱旋門賞を登録するも直前でキャンセルしたキャメロットやザフューグのように馬場軟化を理由にキャンセルしてくれれば良いんですけどね。日本では見ないですよね。


 そして2010年以降毎年参加しているものの、今年はまだ達成出来ていなかった口取りにも参加することができました。これも翌日のエスポワールシチーでも達成することができ、どちらも50パーセント以下の当選確率だったでしょうから、当選だけでも運が良いのに共に達成できるというのは嬉しいですね。フロアクラフトの主戦・松山弘平騎手と写真に収まれたことがまた嬉しいです。今年の1月にフロアクラフトが優勝した時は、現地に居ながら子どもを見ないと行けなかったために、口取りに応募することができずに、ウィナーズサークルの外で指をくわえて羨ましく見ていました。2勝目の今回参加出来たことはラッキーでした。愛馬全体で6度目の口取り参加となりました。

 口取り自体のは私が中に入っていたために写真はありません。


レース後のゼッケンを囲んでの集合写真。今回は初優勝の時と違い、多くの方がいらっしゃいました。北海道ではタイムオーバーとなったくらいの馬ですが、やはり追い切りの動きが違いましたし、京都や東京は走る馬ですもんね。口取り申し込みも20名もいらっしゃったわけですし。賑やかなのは嬉しいですね。



松山弘平騎手のサイン入りゼッケン。主戦の彼で勝てたということがまた嬉しいですね。わざわざ北海道まで500万戦を乗りに来てくれたくらいですから。



馬券?もちろん買い込んでいます。真ん中の列上から3番目が2枚重なっています(笑)。単勝が920円と思ったよりもついたので、思わず半分以上は換金してしまいました。後は記念とさんぺ〜さんへの賄です(笑)。



余計だと思いますが、アップも出しておきます。

●京都は2勝と相性抜群!!そして来夏の降級の権利もゲット!!

 これで、本年1月12日の4戦目の京都芝1800mに続き京都競馬場で2勝目です。やはり北海道の重い馬場は合いませんが、中央の軽い芝で良馬場なら相当走ります。そりや、北海道で走るよりは中央場所で走ってくれる方が有り難いに決まっています。特に私はホームグランドが京都競馬場ですから、嬉しいですね。

 2つ目を勝ちましたから、これでこのまま勝てなくても来夏には500万クラスに降級出来ます。もちろん、フロアクラフトはあと1つは勝ってくれると思うのですが、何があるかわかりませんし、取りあえず、これで降級の恩恵を受けられるようになりましたから、本当に大きな2勝目です。かなりの確率であと1つは勝てますよね。


 もっとも、フロアクラフトは過去の実績からも1000万クラスはあっさりと思っていますので、1000万クラスを勝って、1000万クラスに降級ぐらいが私の目標です。もっと勝ってくれればもちろん言うことはないですが。

●これで獲得本賞金は3810万円に!!

 これまでスイートピーS2着やオークスGT5着などで3090万円の本賞金を獲得していた我らが愛馬フロアクラフトですが、今回720万円を加算。合計3810万円になりました。

 ちなみにキャロットクラブでは2013年11月5日現在、アダムスピークが3900万円、トルバドゥールが3884万円、エネアドが3880万円でその次となります。

 募集総額1800万円の馬としては十分過ぎる活躍ですね。嬉しいです。

●時計の評価

 今回のフロアクラフトの走破時計は2分00秒3良馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で2分00秒0でしたから、いつものようにさすがですね。雨がかなり降っており、水分を含んだ良馬場でしたから、その分多少時計が落ちていると考えていいのではないでしょうか。優秀な時計だと思います。

●レース後の騎手・調教師のコメント

フロアクラフト(1着)

 「枠が内で良かったです。前半は少し折り合いを欠きましたが、直線では外へ出す余裕がありました。クラスが上がった方がレースはやりやすくなると思います。」(松山弘平騎手・競馬ブック)

 「枠が良かったし、スタートもうまく出てくれて理想的な位置で運べました。少し行きたがるようなところがあったので、上のクラスの速い流れのほうがレースもしやすそうです」(松山弘平騎手・デイリー馬三郎)


 「内のいい枠でスタートも良く、楽にいいポジションにつけられました。前半ちょっと折り合いを欠いたのですが、落ち着いてからはスムーズで、勝負どころでも持ったままで上がっていけました。前2頭が飛ばしていたので、直線は前が下がってこられた時に対応できるように外に出したのですが、これも余裕十分でした。着差以上に強い勝ち方でしたし、上のクラスの方がレースもしやすそうです。今日はありがとうございました」(松山弘平騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「時間をかけて馬体を回復させ、追い切りの動きも非常に良かったので期待していました。思ったほど人気がなかったので、あれ?と思ったぐらいです。レースは前半ちょっとかかり気味でしたし、直線もモタついたので心配しましたが、終わってみれば力が上だったということでしょう。馬体が増えていたのは成長分ですし、このぐらいの体をキープできるようにして行きたいですね」(西園正都調教師・キャロットクラブ公式HP)

●専門誌のレース評価

フロアクラフト(1着)

 「4番手でスムーズ。その位置で3角過ぎまで動かず。4角では持ったままの手応えで先行グループの外へ。直線入り口では押し出される感じになっていたが、そのまま後続の追撃を許さずに押し切る。立て直した効果は十分にあったと思うが、オークス5着馬の地力を示したレースと言える。」(競馬ブック)

●気になる賞金は

 本賞金が720万円。特別出走手当が398000円。計7598000円。1口で割りますと約12000円程度になると思われます。平場だったのが勿体ないですが、そんなことよりも勝つことが何よりです。

●今後の展望

 レース後、松山弘平騎手がクラスが上がった方がレースがしやすくなるとおっしゃっていることから、1000万クラスでも期待しちゃいますよねぇ。実際はるか上のクラスのGTで5着だった馬ですから、そこから考えると1000万クラスまではあっさりと行っても不思議はないですよね。

 前走もメンバー的には揃っており、その中で強い勝ち方でしたから、価値は相当高いと思います。次走、連勝を期待します。

●最後に

 さんぺ〜さんをはじめ、ご一緒のフロアクラフトの出資者の方、愛馬の優勝おめでとうございます。また、早速たくさんのお祝いメッセージをいただきましてありがとうございます。

 今年は我が軍団は8月に入るまではこのフロアクラフトの1勝のみと2着ばかりで優勝が遠かったですが、ようやくここに来て勝ち数が増えてきました。やはり競馬は勝つと2着とでは大きすぎる差がありますもんね。

 昨年もこの時期にプリュムが2勝目を挙げてくれましたが、今年もフロアクラフトが3歳のこの時期に2勝目。1つ勝つことはもちろんむ大切ですが、この時期に2つ勝てると4歳夏の番組編成で降級することができますし、もう1勝を余裕で考えることが出来るので本当に嬉しいですね。

 そして何よりも今回は主戦の松山弘平騎手で勝てたということが嬉しいですね。スイートピーSでたまたま縁があってから、そこを2着と夢のオークスGTへの優先出走権を取得してくださり、本番のオークスでも見せ場たっぷりの5着。続く北海道の500万戦では、500万クラスにもかかわらず、わざわざフロアクラフトに乗りに北海道まで遠征してくださいました。北海道での大敗の馬場のせいで仕方がなかったのですが、それでも1番人気馬で7着ですから、次走で田中勝春騎手に鞍上が替わった時には、ついに下ろされてしまったのかと残念に思っていました。ところが今回西園正都先生はまた松山弘平騎手を指名。ここで結果を出すことによって、松山弘平騎手の主戦は揺るぎないものになりますし、私は以前にもフロアクラフトと共に成長していって欲しいと書きましたが、それが叶うことになります。

 フロアクラフトに松山弘平騎手の手が合うことは間違いありません。これからもずっとフロアクラフトに乗り続けて欲しいですね。私もそんな主戦の松山弘平騎手と口取りに収まれたことは本当に嬉しいです。

 その口取りの際に、西園正都先生が、我々会員に向かって、「お待たせしてすみませんでした。北海道は失敗でした。」とおっしゃっていたのが印象的でした。そういう生の声が聞けるというのも口取りの良いところですよね。先生が北海道の2戦で失敗だったと思っておられるのなら、もう来年以降は合わない重い馬場の北海道に行くこともないでしょうから、更に結果が残せそうですもんね。


 さあ、次は1000万クラスです。走って見ないと通用するかわかりませんが、私はいきなりから勝ち負けをしてくれるのではないかと色気を持っています。出来ればまた現地に応援に行きたいですね。

 頑張れ、フロアクラフト!!エスポ引退後の我が軍団の後継馬となってくれぃ。

最後までご愛読ありがとうございました

2013年9月18日立ち上げ 20日、27日、10月17日、21日、23日、30日、11月1日、2日、3日、6日、7日加筆
フロアクラフトの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2013年 8月25日 第10戦 積丹特別 500万下 函館芝2600m (10着/3番人気)

2013年 7月13日 第9戦 湯浜特別 500万下 函館芝1800m (7着/1番人気

2013年 5月19日 第8戦 第74回 優駿牝馬(オークス) 3歳GT 東京芝2400m (5着/17番人気) 写真多数付 現地観戦レポート

2013年 4月28日 第7戦 スイートピーステークス 3歳オープン 東京芝1800m (2着/6番人気)

2013年 4月 7日 第6戦 デイジー賞 3歳500万下 中山芝1800m (2着2番人気

2013年 2月 3日 第5戦 春菜賞 3歳500万下 東京芝1400m (6着/4番人気)

2013年 1月12日 第4戦 3歳未勝利 京都芝1800m (1着/3番人気) 写真多数付 現地観戦レポート

2012年12月15日 第3戦 2歳未勝利 阪神芝1600m (2着/3番人気) 写真多数付 現地観戦レポート

2012年11月18日 第2戦 2歳未勝利 京都芝1600m 牝馬限定戦 (13着/2番人気

2012年11月 4日 デビュー戦 2歳新馬 京都芝1800m (2着2番人気) 写真多数付 現地観戦レポート

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